ガリバーの輸入車査定は実は高い?3つの強みを解説!

ガリバーの買取査定金額は安い!というネット上での評判がありますが、実は輸入車の買取に強みを持っており、他社よりも高値を提示する確率が高いです。車種によっては他社より「50万円」も高値を提示することもあります。

高値を提示できる主な理由は輸入車専門の販売店を持っていることと、輸入車販売ディーラーを子会社に持っているためです。

ガリバーは【LIBERALA】というブランド名で2013年から輸入車専門店を展開しています。店舗網も全国に拡大し、一般の買取店には評価が難しい高級輸入車の買取ノウハウを蓄積し、高価買取につなげています。

今回は、ガリバーによる輸入車買取の強みとともに、輸入車を売る時の注意点を見ていきます。

 

実は輸入車の買取に強いガリバーの3つの強み

強み① 輸入車専門店を全国に展開

※LIBERALA小倉 ガリバーHPより

ガリバーは輸入車販売専門店【LIBERALA】を全国に23店舗展開(2018年4月現在)しています。

一般の買取店ではほとんどの場合、買い取った輸入車は業者間の売買であるオートオークションで売却します。オートオークションで売買される価格は卸価格であり、店舗で売られている販売価格より安いです。

下記イメージ図でいうと、買取価格100万円〈オートオークション価格120万円〈販売価格150万円となり、オートオークションで売れる価格と中古車販売店で売られる販売価格には30万円の差があります

ガリバーでは買い取った輸入車を自社の販売店で直接販売することにより、オートオークションを経由するコストを削減し、高値買取を実現しています。

輸入車は国産車に比べて、買取価格と販売価格の差が大きいため、直接販売することで圧縮できるコストも大きくなります。

輸入車を直接販売できることは、買取価格を自社の販売価格に合わせて設定できることにつながり、オートオークションの価格を基準とする他社の買取価格より高く提示することが可能です。

 

強み② 子会社の輸入車販売ディーラーノウハウ活用

ガリバーは子会社にモトーレングローバルという輸入車ディーラーを持っています。

輸入車ディーラーのノウハウは輸入車の買取時に非常に役に立ちます。なぜなら、輸入車の査定は国産車に比べて難しくノウハウがあることで正確な評価ができるからです

輸入車の評価ポイントは国産車に比べて数が多いとともに、メーカーによって構造も様々です。そのため、輸入車査定には豊富な知識とノウハウが必要です。

また、輸入車の相場を正確に把握する上でも輸入車ディーラーのノウハウが役立ちます。

一般の買取店の輸入車買取査定ではオートオークションの輸入車相場を基準にするのみですが、ガリバーではオートオークションの相場以外の基準も持つことで、より細かい査定評価ができます。

フェラーリやポルシェなどの高級輸入車になると、買取店によって評価がまちまちで100万円以上の差が出ることもあります

豊富な知識とノウハウがないと、正しく評価できず安い値段しか提示できません。

 

強み③ 大型販売店での輸入車販売が好調

近年のガリバーでは輸入車ディーラーのノウハウを生かし、輸入車販売の実績を伸ばしています。

専門店の【LIBERALA】のみならず、【WOW!TOWN】(ワオタウン)やガリバーOUTLETでの販売も好調です。

実際、店舗を訪れるとBMWやメルセデスベンツなどの高年式車が多数展示されていました。

近年の輸入車需要の高まりも影響し、ガリバーの各店舗での輸入車販売は順調に伸びています。

販売実績を伸ばすことで、在庫確保のための買取を強化し、より多くの車両の高額買取につなげています

 

状態が悪い輸入車は高値で売るのが難しい

ガリバーで高価買取ができるのは、あくまで状態が良い輸入車となります。

内装の汚れがひどいとか、走行距離が多すぎるとか、エンジンの調子が悪いなどの状態の悪い車は店舗での直接販売ができません

そのため、一般の買取店と同じくオートオークションの相場を基準とした買取しかできなくなります。

ただ、外装に傷が多いなどの理由で、自分では状態が悪いと思っていても、補修が簡単で査定への影響が少ないこともありますので、売却を検討している方は一度見てもらうと良いでしょう。

 

輸入車を売る時の2つの注意点

注意点① 調子が悪い個所は申告しておく

輸入車は国産車に比べて、機関系のトラブルが多いです。売った後に実は車の調子が悪いことがわかり、トラブルとなることがあります

そのため、少しでも車で気になるところがある時は前もって申告しておいたほうがよいです。そうすることによって、トラブルを事前に避けられます。

ただ、調子が良いと思っても、車を売るタイミングで急に調子が悪くなることもあります。

ガリバーではそんな時のために、機関系の不具合による責任はガリバーが負い、売り手には請求しないという有償の保証(クレームガード)を提供しています。

ネット上では、車を売った後の責任は買取側が負うもので、そんな保証はおかしい!という評判がありますが、車を売った直後の車の不具合は責任がどちらにあるか判断が難しいです。

買取店のほとんどの契約では、売った後の車の不具合の責任は売り手であると契約書に記載されていますが、実際不具合が起きるとトラブルになることが多いです。

そのため、ガリバーではそのようなトラブルを回避するためにクレームガードという保証を提供しています。

クレームガードを含めたガリバーの査定の詳細については、下記記事を参考にしてみてください。

ガリバーの査定は大丈夫?リピーターが多い3つの理由とは?

注意点② 整備記録や付属品をそろえておく

輸入車を売る時は整備記録が重要であり、査定時に必ず確認されます。理由は整備手帳がしっかりとあることで、次に販売しやすいためです。

整備記録には新車時の保証書が付いており、保証書があることで新車時の購入先もわかるため次のユーザーへの安心感につながります。

また、スペアキーや専用工具などの付属品も重要です。輸入車のスペアキーや専用工具が無い場合は、再作成(再発注)するのに多くの時間と費用が発生することあり、買取店から敬遠されます。

こちらも査定時に確認されますので、自宅で保管している時はきちんとあるかどうか確認しておいたほうが良いです。

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高く売るためには内装をキレイにしておく!

輸入車を高く売るためには、内装の状態が重要になります。

内装は外装よりも修復が難しく、内装がキレイだと次に販売しやすいため査定評価がプラスとなります

逆にシートに大きなシミがあるとか、室内の臭いがひどい場合は、マイナスの査定となり高く売れません。

査定スタッフは外装よりも内装を細かくチェックするため、極力キレイにしておくことをおすすめします。

 

まとめ

一昔前はベンツやBMWなどの輸入車を購入するというと、新車ディーラーか正規の認定中古車店から購入するのが主流でした。しかし、近年ではガリバーを含む中古車販売店で購入するユーザーが増加しています。

理由としては、手頃な価格の輸入車が増えてきたことと、ディーラーでない中古車販売店の信頼が上がってきたことがあります。

ガリバーはその流れに乗り、輸入車の取り扱い台数を年々伸ばしてきています。

近年の輸入車人気の高まりにより、ガリバー店舗での在庫が不足しているとのことで、今後も買取に力を入れていくと思われます。