ほとんどの自動車メーカーがSUVを取り扱っていることからも分かるように、
SUVの人気は続いており、もはやSUVは定番になりつつあります。
ここ数年で SUVの種類は豊富になり、トヨタのSUVにおいても、
コンパクトサイズのライズから迫力あるサイズのランドクルーザーまで
豊富な選択肢があります!
SUVは悪路でも安心して走破できるので
街乗りからアウトドアまで大活躍ですよね。
今回は、
トヨタのSUVについてとSUVサイズ別おすすめの車を厳選し紹介していこうと思います!
目次
トヨタのSUVが人気な理由
トヨタのSUVが人気な理由として、
・他メーカーに比べて種類が豊富であり、幅広いニーズに対応している
・安全性能が充実
・走行性能が優れている
などがあげられるでしょう。
他社メーカーと比較してみても圧倒的にSUVの数が多く、
大きさや特徴などもそれぞれ違います。
また、トヨタは国内のみならず、海外からの人気も高いです!
そのため、リセールバリューの高さにも期待が持てますね。
短い期間で車を乗り換える方にとっては、
高く下取り・買取してもらったお金を次の車の購入資金にあてることが可能なため、その点も人気な理由でしょう。
トヨタのSUV一覧
トヨタがラインアップしているSUVは現時点では10車種となっています。
車種 | ボディサイズ | 価格(税込) |
ライズ | コンパクトサイズ | 171万7千円〜 |
ヤリスクロス | コンパクトサイズ | 189万6千円〜 |
カローラクロス | ミドルサイズ | 218万4千円〜 |
RAV4 | ミドルサイズ | 293万8千円〜 |
ハリアー | ミドルサイズ | 312万8千円〜 |
ランドクルーザープラド | ミドルサイズ | 367万6千円〜 |
ハイラックス | フルサイズ | 407万2千円〜 |
クラウン“クロスオーバー” | ミドルサイズ | 435万円〜 |
ランドクルーザー | フルサイズ | 510万円〜 |
クラウン“スポーツ” | ミドルサイズ | 590万円 |
【筆者おすすめ各々サイズSUV3選!】
⒈ヤリスクロス(コンパクトSUV)
⚪︎こんな方におすすめ
・普段から車に乗ることが多い方
・ファミリー層
・アウトドア好きな方
トヨタ ヤリスをベースとして作られたSUVがトヨタの「ヤリスクロス」です。
2020年8月に発売され、1月足らずで4000台以上が売れ、大人気の車種です。トヨタのSUVの中ではライズに次いで小さいサイズで、都市部の生活でも使い勝手が良いことから人気を集めています。
グレードは3種類あり
『X』スタンダードモデル
『G』内装などがグレードアップしたモデル
『Z』最上級グレードモデル
を基本としています。
⚪︎ヤリスクロスの魅力は?
①使い勝手のいいサイズ感
②経済的な負担が小さい
③広い室内
が挙げられます。それぞれ1つずつ解説していきます。
①使い勝手の良いサイズ感
トヨタ ヤリス クロス | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト
ヤリスクロスは運転のしやすい「コンパクトSUV」として幅広い層から支持されています。
街乗りをメインとする場合や狭い道路を通る機会が多い方などは
SUVだと不安だなと感じる方も多いでしょう。
普段、あまり運転しない方にとっても「運転しやすい」車であることも重要なポイントとなりますよね。
ここで、ヤリスクロスのサイズを見てみましょう。
▶︎ヤリスクロスについて
ボディサイズ(全長/全幅/全高)(mm) | 4,180 /1,765/1,590 |
ホイールベース | 2,560mm |
最大乗車定員 | 5名 |
最小回転半径 | 5.3m |
街乗りをメインにする方にとって、小回りはとても重要ですよね。
最小回転半径を見てみると5.3mで、コンパクトカーとしては標準的な数値だと思います。
このサイズであれば、
・運転に慣れていない方
・駐車場での取り回しが不安な方
でも運転しにくいと感じることは少ないでしょう。
ヤリスクロスのグレードごとでのサイズの差はあまりありません。
②低燃費
車選びの中の条件として
「燃費の良さ」がほとんどの人は気になる点だと思います。
毎日、車を使う方にとっては、ガソリン代は大きな出費となってしまいますよね。
ヤリスクロスはトヨタの車作りの思想
「Toyota New Global Architecture(TNGA)」に基づき作られています。
それによって、ヤリスクロスのハイブリッド車はクラス世界トップレベルの低燃費を実現しています。
ヤリスクロスの燃費性能はモデル・グレードによって異なってきます。
カタログ燃費(km/L) | 実燃費(km/L) | |
ハイブリッド 2WD | 27.8~30.8 | 22.5 |
ハイブリッド 4WD | 26.0~28.7 | 18.4 |
ガソリン車 2WD | 18.8~20.2 | 10.7 |
ガソリン車 4WD | 17.4~18.5 | 12.9 |
高い燃費性能が備わっているため、
エンジンにはガソリンとハイブリッドの2つがあり、どちらにも4EDの設定があります。
特にハイブリッド車ではWLTCモードで30.8km/Lと
ハイクラスの低燃費を実現しています。
③コンパクトSUVにしては広い室内
トヨタ ヤリス クロス | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト
「コンパクトSUV」なら、室内空間は狭いのかな?
と気になる方もいらっしゃると思います。
室内空間の広さは、積載性・快適性などに影響してきますよね。
室内の広さ(室内長/室内幅/室内高)(mm) | 1,845/1,430 /1,205 |
荷室長(mm) | 820(5名乗車時) |
荷室幅(mm) | 1400 |
荷室高(mm) | デッキボード下段時:850 |
デッキボード上段時:732 |
室内幅に関しては、1,430mmで少し短めのため、後部座席に3人乗った時に十分なゆとりがあるとは言えませんが、室内高はヤリスより高めに設定されています。
また荷室に関しては、コンパクトSUVとしては広めのスペースを確保しています。
買い物など日常的な利用ではこの程度の容量があれば困ることはほとんどないでしょう。
旅行やアウトドアなどでの利用でもとても便利だと思います。
トヨタ ヤリス クロス | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト
より大きな荷物を積み込む場合に備えて、
分別可倒式のリアシートを搭載しています。それぞれシートが独立しているため個別に倒すことが可能です!
スキー板や家具などの長めの荷物も積みこむ時には役立ちます。
⒉ハリアー(ミドルサイズSUV)
⚪︎こんな方におすすめ
・デザイン性を考えてSUV購入を考えている方
・快適性を重視している方
ボディサイズ(全長/全幅/全高)(mm) | 4,740/1,855/1,660 |
ホイールベース | 2,560mm |
最大乗車定員 | 5名 |
最小回転半径 | 5.5〜5.7 |
1997年頃発売されて以来、人気を誇るミドルサイズSUVの「ハリアー」。
グレードはZ“Leather Package”・Z・G・Sの4グレードがあり、
ハイブリッド車(2WD/E-Four)、ガソリン車(2WD/4WD)を選ぶことができます。
フルモデルチェンジをして4代目となる新型ハリアーとなり、基本性能をさらに磨き上げたことによりミドルSUVの中でも実力が高いと評判です。
25周年を迎え、今でも都会の風景に映え、輝きを増し続けています。
ハリアーのグレードは3種類で
『S』:機能的には十分なエントリグレード
『G』:ハリアーならではの高級感を実感できる
『Z』:贅沢な最上級のグレード
となっており、並び順に値段は高くなります。
『Z』には、本革シートが標準装備になる「Leather Package」の設定があります。
⚪︎ハリアーの魅力は?
①高級感のあるデザイン
②乗り心地の良さ
③標準装備で安心サポート
が挙げられます。一つずつ紹介していきます。
①高級感のあるデザイン
トヨタ ハリアー | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト
「たくましさ」とともに「エレガントさ」をあわせ持っているハリアー。
フロントからリヤへと“水滴”に似たディアドロップ形状をしたメインボディなど、シンプルながらも強い躍動感が表現されています。悪路を走り抜けるイメージのSUVとは違い、都会的な印象が強く、街乗りでも似合う車ですね。
フェンダーのタイヤ周辺を覆う樹脂製品がないのも特徴的です。
インテリアについてもこだわっていて、エレガントで重厚感溢れる空間に仕上がっています。
「乗馬の鞍」をイメージするような高く幅広いコンソールは、厚い皮を曲げてできるシルエットを研究して作られています。
触り心地、配色、素材まで高級感あふれる魅力的で大人の感性を刺激しつつも落ち着き、他の車では味わえないインテリアが魅力的です。
また価格は、312万8000円からでインテリアの質感が高まり装備も充実する「G」グレードでも350万円強からと、軽自動車の見積もりが200万円を超えることを考えると比較的値段はお手頃だと思います。
②静粛性・乗り心地の良さ
車を運転してみると、走行時の音などが気になるものですよね。
ハリアーを走り出してからまず感じるのは、静粛性の高さです!
「室内」空間のデザインの高級感だけでなく、
落ち着く心地良い空間を作り出しています。
走行中も邪魔しない「静かさ」「心地よさ」にこだわっています。
TANGを基本に、軽量かつ高剛性に優れたボディは振動・騒音の少ない安定した走りを実現しています。
ねじり剛性の向上により、
コーナーでのロールを抑え、運転時の風切り音も低減されているのが特徴です!
また、
・キャビン
・エンジンルーム
・タイヤ
などの周囲に遮音材や吸音材を念入りに配置しており、不快と感じるノイズを抑えています。
これらの対策により、ドアを閉めた時から、高い静寂性を感じ、心地よいプライベート空間がもたらされます。
そしてハイブリッド車・ガソリン車には
「ばね上制振制御」が標準装備され、路面の凹凸に応じて、車体の上下の縦揺れをコントロールし、滑らかな走りを実現しています。
高速道路や走行中でも、家族や友達との会話を邪魔されることなく、楽しむことができるでしょう。
移動しながら心地よさに包まれ、快適にドライブを楽しめます!
③標準装備で安心サポート
ハリアーは交通事故防止対策の一環として国が推奨する
セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉の対象車種です。
全ての方の安全をサポートするために、
次世代の予防パッケージ“Toyota Safety Sense”を前者に標準装備しています。
セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉の定義は
・衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)
・ペダル踏み間違い加速装置
・車線逸脱警報
・先進ライト
を備えているということです。
このほかにも、ハリアーはさまざまな安全装備を搭載していて、
「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)」
万が一の場合もドライバーと乗員のダメージ軽減を期待できます。
このようにハリアーは運転が苦手な方だけでなく、
高齢者の方、ご家族も安心・安全な機能がたくさん備わっています。
⒊ランドクルーザー プラド(フルサイズSUV)
⚪︎こんな方におすすめ
・ファミリーカーを検討中の方
・デザイン性と希少性を重視している方
・乗り換えを楽しみたい方
ボディサイズ(全長/全幅/全高)(mm) | 4,825 /1,885/1,835-1850 |
ホイールベース | 2,790 |
最大乗車定員 | 5人もしくは7人 |
最小回転半径 | 5.8m |
どんなに悪路だとしてもクルーザーのように悠々と突き進む「ランドクルーザー プラド」
高級感のある本格SUVとして国内・国外ともに人気のある車種です。
2009年にデビューした現行の第4世代は、世界170以上の国や地域で広く販売されています。
全体的なスタイリングはランドクルーザーを踏襲しつつ、
都市部を走るクロスオーバーSUVに適すようにシャープに!
グレードも豊富で4種類あります。
TX | オーソドックスで比較的シンプル |
TX“Lパッケージ” | インテリアが充実したモデル |
TZ-G | 走行性能がアップした上質モデル |
TX“Lパッケージ”Matt Blak Edtion2.8L | 充実した装備と高級感溢れるインテリアの最上級モデル |
幅広いユーザーから愛され、人気ある車種です!
⚪︎ランドクルーザー プラドの魅力は?
①スタイリッシュな迫力あるデザイン
②アウトドアで大活躍
③さまざまなシーン・用途でのシートアレンジ
一つずつ紹介していきます。
①スタイリッシュな迫力あるデザイン
トヨタ ランドクルーザー プラド | EXTERIOR DRESS UP – TOYOTA
外観については、
・大きなボディ
・存在感抜群のフロントグリル
などスタイリッシュで迫力を感じさせるデザインが特徴です。
流線型のフォームが多いクロスオーバーSUVの中で、直線基調でスタイリッシュな迫力は十分。
その中でも上品さを兼ね備えているため、街中でも映えるスタイリッシュさが人気です。
デザインを気に入って購入される方も多いとか。
筆者的ポイントとしては、
フロントマスクです!
なんといっても大型フロントグリルとヘッドランプを一緒にしているところがパワフルさを演出していますよね!
②多彩なシートアレンジ
トヨタ ランドクルーザー プラド | 特長 | トヨタ自動車WEBサイト
⑴サードシート両側フロア格納状態
⑵セカンドシート片側前倒し+サードシート両側フロア格納状態
⑶セカンドシート前倒し+サードシート両側フロア格納状態
⑷セカンドシートダブルフォールディング状態(5人乗り)
乗車人数・荷物の量に合わせて
幅広い用途に対応することができるシートアレンジが用意されています。
家族が増えた時
趣味が増えた時など
さまざまな状況で大活躍するでしょう。
室内の広さ(室内長/室内幅/室内高)(mm) | 5人乗り | 1,825/1,565 /1,240 |
7人乗り | 2,520/1,565 /1,240 | |
荷室長(mm) | 2070 | |
荷室幅(mm) | 1380 | |
荷室高(mm) | 860 |
③アウトドアで大活躍
‘
ランドクルーザーの魅力であるオフロード・オンロードの快適な走行性能を進化させた上でユーティリティを徹底的に追求し
「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」
を備えた車です。
プラドの走行性能の高さを支えるフレームで「ラダーフレーム」
グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト
この構造は、悪路を得意としており、
エンジンやサスペンションが全てこのフレームに積まれているため、
過酷な使用環境のもとでも
何万kmもの距離を走破できる、強靭な耐久性をもたらし安定感が実感できるでしょう。
また、オフロードでの走行を支援する5つのモードが搭載されています。
・MUD&SAND(滑りやすい路面)
・LOOSE ROCK(土と石が混じった滑りやすい路面)
・MOGUL(凹凸の激しい路面)
・ROCK&DIRT(段差の多い路面)
・ROCK(岩石の多い路面)
この5つのモードから選択できるシステムです。
オフロードでの
タイヤの空転によるスタック
駆動力不足による失速が起こりやすい
などの路面状況に応じてサポートしてくれます。
そのため、雪道や山道を走ることが多いアウトドアでも
安心して走行することが可能です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、トヨタのSUVについて紹介してきました。
トヨタのSUVはコンパクトサイズからフルサイズまで個性溢れるSUVが揃っています。
自分のライフスタイルに合うもの、どのような点を重視されているかによって変わってきます。
ぜひ、おすすめの車種から自分に合った車を見つけてください!
おすすめのSUVが
沢山ありますよ!