中古車の購入やクルマの売却を検討するとき、
「ビッグモーター」
を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
「車を売るならビッグモーター♪」
「買取台数6年連続日本一!」
など、ビッグモーターの宣伝文句はかなり有名です。
しかしビッグモーターの評判を見てみると、
「車を売るならビッグモーターは危険…!」
「車を買うのも危険…!」
と思わざるを得ないような内容のものを
複数見つけました。
ビッグモーターでは事件や悪い評判が後を絶ちません、、
過去の記事はこちら
今回は、ビッグモーターの悪い評判について、
記事やTwitterの口コミをもとに紹介します。
ビッグモーターは法律に違反している?
ビッグモーターの評判を見てみると、
法律に触れているのでは?
という出来事がいくつかありました。
以下の3つです。
・保険金不正請求
・詐欺で社員が逮捕
・ナンバーなし走行
上記の出来事について、1つずつ紹介します。
保険金不正請求
2021年、
ビッグモーターの保険金水増し請求が発覚しました。
詳しい概要は以下の通りです。
「上長の指示で過剰な自動車の修理をし、その費用を保険会社に請求している」
という内部告発を受け、
ビッグモーターと取引のある
損害保険ジャパン
東京海上日動火災保険
三井住友火災海上保険
の3社が調査を実施しました。
その結果、
全国に33ある整備工場のうち、
25の工場で水増し請求が発覚しました
(件数はなんと80件超え)
3社がさらに詳しい調査を要求した結果、
疑わしいとされていた関東地域の4工場全てにおいても、
水増し請求が発覚しました。
過剰な修理の具体的内容としては、
「損傷のない車両に板金塗装を施す」
「中古の部品を新品と称して付け替える」
などです。
参考にした記事です。
詳しくはこちらをご覧ください。
内容を知ると、開いた口が塞がりません。
修理の様子を我々は目にすることができないので、
そこにつけこんだ悪質な行動といえます。
過去に投稿したビッグモーターの記事はこちら
詐欺で社員が逮捕
2022年3月、
詐欺行為をはたらいたとして、
ビッグモーターの営業社員が逮捕されました。
事件の概要は以下の通りです。
社員のT容疑者は、
20代の男性客から現金60万円を騙し取ったとして、
逮捕されました。
書類の不備を理由に現金での返金を求め、
これまでに22人から計2,400万円を騙し取ったとされています。
詳しくはこちらをご覧ください
(記事は削除されてしまっているので、まとめサイトをご覧ください)
保険金不正請求もだいぶヤバいですが、
詐欺行為で逮捕者が出ているのも驚愕です。
自動車については詳しくても、
細かい契約内容に関しては、我々は無知になりやすいです。
それを利用したタチの悪い詐欺です。
ビッグモーターはこの出来事に気づかなかったのでしょうか…?
そして返金対応は行ったのでしょうか…?
普通の詐欺ならまだしも(絶対にダメですが)
業務において詐欺を行える状況にあるということなので、
ビッグモーターには不信感を抱いてしまいます。
過去のビッグモーターの記事はこちら
ナンバー無し走行
2022年6月、
ビッグモーターが
「仮ナンバー」や「ディーラーナンバー」をつけずに、
公道を走行していた
ということが明らかになりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
仮ナンバーとは
「車検切れの車両の運搬に用いられるナンバープレート」で、
ディーラーナンバーは
「業務上必要な車両の運搬に用いられるナンバープレート」です。
そもそもナンバー無しで公道を走行することは認められていないので、
これは立派な法律違反です。
実は、
ナンバー無し走行は陸送業者ではよくあること(勿論ダメですよ!)なのですが、
仮にナンバーを取り付けていなかったとしても、
ナンバーは取得しており、
取り付けていない状態であるということがほとんどです。
しかしビッグモーターの元従業員は、
「ビッグモーターはディーラーナンバーなんてそもそも取得していないですよ。全国300店舗のうち、ほとんどが取得してないと思います。」
「誰かに何か聞かれたら『大丈夫です。ちゃんと手続きしていますので』と言って逃げろといわれていました。」
「信じられないくらいコンプライアンス(法令順守)の意識が低いんです。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8fb6d511e30553240e40ee68da42e80af8ea446
と発言しています。
『逃げろ?』というのは・・・
正直、言っている意味が分かりません。
上記より
ビッグモーターは、法律違反を容認していることが分かります。
法律を守れない企業が、
お客さんに誠意のある対応が果たしてできるのか、
ただただ不安感、不信感が増します。
過去のビッグモーターの記事はこちら
ビッグモーターはブラック企業
法律違反の他にも、
「ビッグモーターはブラック企業である」
という記事や口コミも複数見つけました。
ブラック企業ランキング5位!
大手出版社のダイヤモンド社が、
働き方に関する従業員の不満が多い”ブラック”企業ランキング2022
を発表しました。
その結果、
ビッグモーターが5位
に選出されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
記事のコメントを引用すると、
「午前9時から午後8時までの勤務時間中、休憩は30分しかない」
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/f77df9c09525cb8d71d6ac7719ad5d8af56c7ad9
「拘束時間が長いにもかかわらず、残業が一定時間を過ぎると退勤ボタンを押すように言われる」
とあります。
典型的なブラック企業ですね。
さらに最新の口コミを探してみると、
以下のようなものが見つかりました。
悪質な労働環境である上に、
唐突な16万円の減給。しかもLINEの通達で。
社員をただの駒としか思っていないと、
このような行為はできません。
これに加えて、ビッグモーターではパワハラも横行しています。
パワハラの横行
ビッグモーターのパワハラに関する口コミや記事を見つけました。
以下をご覧ください。
2019年から2022年までの口コミを、幅広く集めてみました。
内容に関しては、上記でご覧の通りです。
言葉にするのもはばかれるほど、ひどいパワハラが横行しているようです。
匿名で投稿できる為、どこまでが本当かは分かりませんが
実際に投稿されている件数があまりにも多く、本当のことなのだろうと分かります。
ビッグモーターは上場できない!?
ちなみにですが、ビッグモーターは上場していません。
上場していないのではなく、
できないのでは?という口コミも複数投稿されています。
他の中古車販売・クルマ買取の会社は上場しているところが多いです。
以下の表をご覧ください。
中古車と言えば、
という大手4社を比較すると
大手の中で上場していない会社はビッグモーターだけです。
ツイッターではこのような投稿を見かけました。
ビッグモーターは全国に約300店舗も展開していますし、
「買取台数6年連続No.1」
「売上高7,000億円」
と大々的にCMを流していますが
なぜ上場しないのでしょうか。
ビッグモーターが買収した株式会社ハナテンは上場していましたが
吸収合併された際に上場廃止しました。
上場しない(上場できない理由)は
度々大きな問題が起こるからだと予測されます。
ビッグモーターほどの大きな企業であれば
上場していてもおかしくありませんが
定期的に炎上し
問題が高頻度で起こっているので
上場できない理由が良く分かります。
まとめ
今回は、ビッグモーターの悪評について紹介しました。
ビッグモーターは、
法律違反を繰り返していること
ブラック企業ランキング5位であること
パワハラが横行していること
が分かりました。
そのような企業が存在していることが非常に残念です。
口コミやニュースをあまり見ない人が
CMでよく聞くからという理由だけで
ビッグモーターへ行き、被害に遭うと考えると不安感が増します。
その一方で、
「買取台数6年連続日本一」という実績は確かです。
他社よりも高く買い取ってもらえる可能性はあるかもしれません。
もし上記の悪評を全く気にしないのであれば、
ビッグモーターを利用するのもありです。
しかし
実際に起きていることをまとめ、
振り返ると酷いものばかりなので今は関わらないことが1番良さそうですね。
筆者よしふみは
しばらく様子を見て、改善されてから再度利用したいです。
また、大手中古車会社の
ガリバー、ビッグモーター、ケーユー、ネクステージを比較した記事はこちら。
参考にご覧ください。