こんにちは。 中古車業界歴20年以上のヨシフミです。
最近よく聞く相談のひとつが、
「じしゃロンってやばいって聞いたんだけど大丈夫?」
「普通のローンと何が違うの?」
というものです。
ネットで「じしゃロン」と検索すると、
「やばい」「怪しい」「高い」など少し不安になる言葉も見かけますよね。
特に
・ローン審査が不安
・過去にローン審査に落ちた
・ブラックだけど車が必要
という方にとっては、 「本当に使って大丈夫なのか?」が一番気になるところだと思います。
ただ、中古車業界の視点から見ると、 じしゃロンは決して怪しい仕組みではありません。むしろ、銀行ローンや信販ローンが通らない人でも 車を購入できる可能性がある方法のひとつです。
この記事では、
・じしゃロンは本当にやばいのか
・自社ローンとの違い
・審査の仕組み
・利用するメリットと注意点
・審査に通りやすい人の特徴
このあたりを、
中古車業界のリアルな視点から分かりやすく解説していきます。
「ローン審査が不安…」
「どうしても車が必要」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
じしゃロンはやばい?結論から解説
まず結論からお伝えすると、 じしゃロンは「やばいサービス」ではありません。
ただし、仕組みを理解せずに利用したり、支払い計画を考えずに契約すると、 後から負担が大きく感じる可能性があります。
そもそも「やばい」と言われる理由は、
・金利が高いイメージ
・自社ローンという言葉への不安
・ネットの口コミ
などが影響しています。
しかし実際には、中古車販売業界では 自社ローン系サービスは昔から存在する仕組みです。
銀行ローンとは審査基準が違うため、「通常のローンが通らない人でも利用できる」という特徴があります。
つまり、 じしゃロンは危険なサービスというよりも、
銀行ローンの代わりになる選択肢のひとつ
と考えるのが正しいでしょう。
中古車業界でも実際に利用している人は多く、
きちんと理解して利用すれば問題のあるサービスではありません。
そもそも「じしゃロン」とは?仕組みを解説
じしゃロンを理解するためには、 まず自社ローンの仕組みを知っておく必要があります。
一般的な車のローンには、次の3種類があります。
銀行ローン
銀行が貸し出すローンです。
特徴
- 金利が低い
- 審査が厳しい
- 信用情報が重視される
信用情報に問題がある場合は、 審査が通らないケースが多いです。
信販会社ローン
ディーラーや中古車販売店でよく使われるローンです。
特徴
- 審査は銀行より少し柔軟
- 信販会社が審査する
- 金利は銀行より高い
自社ローン(じしゃロン)
販売店が独自に行うローンです。
特徴
- 販売店が審査
- 信用情報を重視しないケースもある
- 現在の収入を重視
銀行や信販会社とは違い、 販売店が直接分割払いを管理する仕組みです。
そのため、「過去に延滞がある」「ローン審査に落ちた」という人でも、 審査に通る可能性があります。
じしゃロンは銀行や信販会社のローンとは仕組みが違います。
販売店が審査を行うため、現在の収入や支払い能力が重視されるのが特徴です。
じしゃロンが「やばい」と言われる5つの理由
では、なぜじしゃロンは「やばい」と言われるのでしょうか。
中古車業界でよく聞く理由を紹介します。
理由① 金利が高いと言われる
銀行ローンと比べると、自社ローンは金利が高く感じることがあります。
これは審査基準が柔軟な分、販売店側がリスクを負うためです。
銀行ローンは信用情報をもとに厳しく審査することでリスクを抑えていますが、自社ローンは現在の収入や支払い能力を重視するため、その分コストが高くなる傾向があります。
そのため、銀行ローンと単純に比較すると「高い」と感じてしまい、「やばい」と言われることがあります。
ただし、通常のローンが通らない人でも利用できるという点を考えると、一つの選択肢として利用する人も多いのが実情です。
理由② 車両価格が高めのケースがある
自社ローン対応の中古車は、一般的な中古車より価格が高く見えることがあります。
これは販売店がローンのリスクを考慮して価格設定しているケースがあるためです。
また、自社ローン対応車両は整備や保証が付いている場合も多く、単純な車両価格だけでは比較できないこともあります。
中古車の価格は年式や走行距離、保証内容などによって大きく変わるため、表面的な価格だけで判断すると「高い=やばい」と感じてしまう人も少なくありません。
理由③ 分割回数が多くなりやすい
月々の支払いを抑えるために、分割回数を多く設定するケースがあります。
分割回数が増えると月々の負担は軽くなりますが、その分総支払額が増えることがあります。
その結果、「思っていたより支払いが多い」と感じてしまう人もいるようです。
ただしこれは自社ローンに限らず、どのローンでも同じことが言えます。
契約前に支払い総額や月々の負担をしっかり確認することが大切です。
理由④ 自社ローンという言葉のイメージ
「自社ローン」という言葉自体に不安を感じる人も多いです。
特にネットでは「ブラックでも通る」「審査が甘い」といった情報が広まりやすく、それが怪しいサービスのように感じられてしまうことがあります。
しかし実際には、自社ローンは昔から中古車業界で使われている販売方法のひとつです。
銀行ローンとは仕組みが違うだけで、特別なサービスというわけではありません。
言葉のイメージだけが先行して、「やばい」と誤解されているケースも多いのが実情です。
理由⑤ ネットの口コミが極端
インターネットの口コミは、どうしても評価が極端になりやすい傾向があります。
満足している人はあまり投稿しない一方で、不満がある人は強い言葉で書くことが多いからです。
そのため、一部の口コミだけを見ると「トラブルが多いのでは?」と感じてしまうこともあります。
中古車業界に長くいると分かりますが、実際には問題なく利用している人も多くいます。
口コミを見るときは、良い意見と悪い意見の両方を参考にすることが大切です。
じしゃロンがやばいと言われる理由は、
仕組みの誤解や口コミの影響が大きいです。
実際には一般的な中古車販売の仕組みのひとつです。
じしゃロンのメリット
ここからは、実際に利用するメリットを紹介します。
メリット① 審査に通りやすい
じしゃロンの最大のメリットは、審査の柔軟さです。
銀行ローンや信販会社のローンは信用情報を重視するため、過去に延滞などがあると審査に通らないことがあります。
一方、自社ローンの場合は販売店が独自の基準で審査を行うため、現在の収入や支払い能力を重視するケースが多いです。
そのため、銀行ローンに落ちた人でも自社ローンなら通る可能性があるのが特徴です。
ローン審査に不安がある人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
メリット② ローン審査に落ちた人でも利用できる可能性がある
過去にローン審査に落ちた経験がある人でも、じしゃロンなら利用できる可能性があります。
例えば、信用情報に延滞履歴がある場合でも、現在の収入が安定していれば審査に通るケースがあります。
実際、中古車販売の現場では「銀行ローンはダメだったけど自社ローンで購入できた」というケースは珍しくありません。
そのため、ローンの選択肢として検討する人も多いのです。
メリット③ 審査のスピードが早い
銀行ローンや信販ローンの場合、審査結果が出るまで数日かかることがあります。
場合によっては書類確認などでさらに時間がかかることもあります。
一方、自社ローンは販売店が直接審査するため、比較的スピーディーに結果が出ることが多いです。
車がすぐ必要な人にとっては、このスピード感は大きなメリットになります。
メリット④ 車を早く購入できる
審査から契約までの流れがスムーズなため、納車までの期間が短いケースがあります。
特に通勤や仕事で車が必要な場合、できるだけ早く車を用意したいという人も多いでしょう。
そのような状況では、審査が早く手続きもシンプルな自社ローンは非常に便利です。
急ぎで車が必要な人にとって、現実的な選択肢になることもあります。
じしゃロンの最大のメリットは、 「審査の柔軟さ」と「スピード」です。
通常のローンが通らない人でも車を購入できる可能性があります。
ではじしゃロンではどういった項目をチェックして通しているのでしょう?
じしゃロンの審査基準(中古車業界のリアル)
中古車業界で働いていると、 自社ローン審査のポイントが見えてきます。
主にチェックされるのは次の項目です。
審査基準①収入
審査で最も重視されるのは、現在の収入です。
ただし重要なのは収入の金額だけではなく、「安定しているかどうか」です。
例えば正社員だけでなく、アルバイトや派遣社員でも、毎月安定した収入があれば審査に通るケースがあります。
中古車業界の現場でも、収入が安定している人は審査に通りやすい傾向があります。
審査基準②勤続年数
勤続年数も重要な判断材料のひとつです。
同じ職場で長く働いている人は、収入が安定していると判断されやすいからです。
一般的には、勤続1年以上であれば安定していると見られることが多いです。
一方、転職直後など勤続期間が短い場合は、収入が継続するか判断しにくいため、審査が慎重になることがあります。
審査基準③生活費
収入だけでなく、生活費とのバランスもチェックされます。
例えば家賃やローン、家族の生活費などを考慮して、毎月の支払い余力があるかどうかを確認します。
月収が多くても生活費が高い場合、支払いが厳しいと判断されることがあります。
そのため、無理のない支払い金額かどうかが重要になります。
審査基準④車の価格
希望する車の価格も審査に影響します。
収入に対して車の価格が高すぎる場合、月々の支払いが大きくなりすぎる可能性があります。
販売店としても支払いが難しいと判断した場合は、審査を通さないことがあります。
そのため、自分の収入に合った価格帯の車を選ぶことが審査通過のポイントになります。
自社ローン審査で重要なのは
信用情報よりも現在の支払い能力です。
収入と生活費のバランスが重視されます。
じしゃロンに通りやすい人の特徴
中古車業界でよく見る 「通りやすいパターン」を紹介します。
通りやすい特徴①安定した収入がある
毎月安定した収入がある人は、審査に通りやすい傾向があります。
収入が高くなくても、継続して収入があることが重要です。
アルバイトや契約社員でも、長く働いていて収入が安定していれば問題ないケースも多いです。
販売店としても、安定した収入があれば支払いの見通しが立てやすいため、審査に通りやすくなります。
通りやすい特徴②勤続年数がある
同じ職場で長く働いている人は、収入の安定性が高いと判断されやすいです。
そのため勤続年数が長い人ほど、審査に通る可能性は高くなります。
逆に転職したばかりの場合は、収入が続くかどうか判断しにくいため審査が慎重になることがあります。
可能であれば、勤続期間がある程度経ってから申し込む方が有利になることもあります。
通りやすい特徴③車の価格が収入に合っている
無理のない支払い計画であれば、審査に通る可能性は高くなります。
一般的には月収の3〜4割以内の支払いが目安と言われています。
例えば月収20万円の場合、月々の支払いは6〜8万円程度が無理のない範囲です。
車の価格を収入に合わせることで、審査の通過率は大きく変わることがあります。
通りやすい特徴④頭金がある
頭金があるとローンの総額が減るため、審査に通りやすくなることがあります。
販売店としてもリスクが下がるため、審査にプラスになるケースが多いです。
必ずしも大きな金額である必要はなく、数万円程度でも印象が変わることがあります。
可能であれば、少しでも頭金を用意することをおすすめします。
安定収入、勤続年数、頭金、車の価格。
この4つがそろうと審査に通る可能性は高くなります。
じしゃロンに落ちる人の特徴
逆に審査が厳しくなるケースもあります。
落ちる特徴①無職
収入がない場合、支払い能力を確認することができないため審査が難しくなります。
自社ローンは審査が柔軟と言われていますが、最低限の収入が必要です。
アルバイトなどでも収入があれば審査に通るケースはあるため、安定した収入があることが重要になります。
落ちる特徴②現在延滞がある
過去の延滞よりも問題になるのが、現在進行形の支払い遅れです。
例えば携帯料金やクレジットカード、家賃などの延滞が続いている場合、支払い管理が難しいと判断されることがあります。
延滞がある場合は、できるだけ解消してから申し込む方が審査に通りやすくなります。
落ちる特徴③車が高すぎる
収入に対して車の価格が高すぎる場合、月々の支払いが負担になる可能性があります。
そのため、販売店が「支払いが厳しい」と判断すると審査が通らないことがあります。
車種や年式を少し見直すだけでも価格が大きく変わることがあるため、予算に合った車選びが重要です。
落ちる特徴④書類が提出できない
審査では収入証明などの書類が必要になることがあります。
給与明細や源泉徴収票、身分証明書などが提出できない場合、審査が進められないこともあります。
特に個人事業主やアルバイトの方は、収入を証明できる書類を準備しておくと安心です。
収入・支払い状況・車の価格。
このバランスが崩れると審査が難しくなります。
中古車業界のプロが思う「じしゃロンが向いている人」
私の経験から言うと、 次のような人には向いています。
向いている人①銀行ローンに落ちた人
銀行ローンは審査が厳しく、信用情報に問題があると通らないケースが多いです。
そのような場合でも、自社ローンなら現在の収入状況を重視して審査が行われるため、利用できる可能性があります。
銀行ローンが難しい場合の選択肢として検討する人も多いです。
向いている人②車がすぐ必要な人
通勤や仕事などで、すぐに車が必要な人も少なくありません。
自社ローンは審査や手続きが比較的スムーズに進むことが多いため、納車までの期間が短いケースがあります。
急ぎで車を用意したい人にとっては、現実的な選択肢になることもあります。
向いている人③信用情報に不安がある人
過去に延滞やローン審査落ちの経験がある場合、銀行や信販ローンの審査は難しくなることがあります。
自社ローンの場合は信用情報だけで判断しないケースもあるため、現在の収入が安定していれば利用できる可能性があります。
そのため、信用情報に不安がある人にとっては一つの選択肢になるでしょう。
じしゃロンは 「ローン審査に不安がある人の選択肢」です。
状況によっては有効な方法になります。
まとめ
じしゃロンは「やばい」と言われることもありますが、 実際には中古車業界でも利用されている一般的な仕組みです。
銀行ローンや信販ローンに通らない場合でも、自社ローンや販売店ローンを利用することで
車を購入できる可能性があります。
大切なのは
・無理のない支払い
・仕組みの理解
この2つです。
車が必要な方は、 一度相談してみるとよいでしょう。
思っているより現実的な方法が見つかるかもしれません。
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