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ハイスキルな国産SUVとは?
以前までは「ブーム」だったSUVも今となっては主流になりつつありますが、最近ではSUVもたくさんのモデルが出ていて、どの車がいいのか決めかねている方もいるでしょう。又、国産のSUVだけではなく、外国産のSUVもある為、どこを比べて決めていいのかわからない方も多いと思います。
同じ悩みを経験したことのある筆者が国産SUVについて、メリットやデメリットも伝えていきたいと思います。
国産SUVとは?
SUVとは日本語にすると「スポーツ用多目的車」という意味です。スポーツをしている方に向いている車であり、他の用途にも使用することが出来ますが実はアメリカ発祥と言われているのです。そんなSUVですがアウトドアに最適なモデルが多くあり、アウトドアやレジャー以外にも普段使いで使用する車としても最近では親しまれています。SUVのモデルは多種多様なので自分に合った車を選ぶことが出来るでしょう。最近ではSUVは人気がとても高く、新車として販売される小型の普通自動車の約30%をSUVが占めているそうです。
SUVの特徴として、雪道や山道などの悪路に対してパワフルに走る事ができ、走行性に優れていることや舗装されていない道路に対して安定感を持って走ることができたり、荷室容量が多くたくさんの荷物を積み込むことが出来ることが挙げられています。
国産のSUVには分類があり、
・軽SUV(例:スズキ ハスラー)
・コンパクトSUV(例:トヨタ ヤリスクロス)
・ミドルサイズSUV(例:日産 エクストレイル)
・フルサイズSUV(例:トヨタ ランドクルーザー)
があります。ちなみにこれ以外にも構造による分類もあります。
また、SUVは大きく「クロスカントリーSUV」と「クロスオーバーSUV」に分かれます。最近のSUVの多くは「クロスオーバーSUV」を指しています。
本格的にオフロードを走行するなら「クロスカントリーSUV」、オフロード走行のみならず街乗りもしたい方は「クロスオーバーSUV」が適しているといえます」。
それだけではなく、ボディの構造や燃費などの性能によっても違いがあります。
最近では「クロスオーバーSUV」が多く生産されています。アウトドアやレジャーで必要とするオフロード走行に加えて普段使いで通勤や買い物が出来るような使い勝手のいい車が求められていることで「クロスオーバーSUV」が主流になりつつあるのかもしれません。 「クロスカントリーSUV」に比べるとオフロード性能は劣ってしまいますが、「クロスオーバーSUV」の方が需要としては高いといえるでしょう。
国産SUVのメリットとデメリット
国産のSUVですが、メリットもあればデメリットもあるはず。そこを徹底的に調べてみました。
国産SUVのメリットとして挙げられるのが…
・多くの荷物を積み込むことができる
一般的な車よりも荷室容量が大きく、ラゲッジスペースが十分に確保されたデザインとなっています。その理由として挙げられるのがアウトドアやレジャーをする用途があること。そこも考慮したことから荷物を積むスペースは広く確保されています。そして国産のSUVは外国産のSUVよりも収納できるスペースを考えて製造されている為使い勝手が断然いいのもおすすめのポイントです。
・デザインがたくさんあり好みのモデルを選べる
最近ではSUVは人気が高く、需要も高いことから幅広いニーズに合わせて様々なデザインが各メーカーから販売されています。見た目はワイルドなのに、バッテリー部分などの内部はコンパクトになっているモデルや、外観も内装もスタイリッシュで高級感に溢れているモデルなども。また、SUVにしたいけど、小さいモデルが好みの方にも軽SUVやコンパクトSUVがあるのは選びやすいですね。好みのデザインが充実しているのでたくさんの中からお気に入りの一台を見つけ出すことが出来るでしょう。
・ハイブリッドSUVが充実しているから燃費がいい
国産のSUVでのメリットだと筆者が一番感じていることですが、従来のSUVは燃費がいいイメージはなく、維持費がかかってしまう印象がありました。しかし、ハイブリッドにすることで燃費性能を上げることが可能になっています。
ハイブリッドのSUVを選択することでCO2の量も減らし地球にやさしく、維持費も抑えることが出来るので家計にも優しいのはありがたいですね。
たくさんのメリットのある国産SUVですが、デメリットもあります。
デメリットは…
・乗降に負担がかかる
こちらは外国産のSUVも同じことが言えますが、車高の高さで前方や車体周りの見渡しがいい反面、車高が高いことで車への乗り降りは容易ではないことが挙げられます。小さな子供や高齢の方、動きにくい衣服を身につけている方には不便に感じてしまうこともあるでしょう。
・維持費が高い
やはりハイブリッドではないSUVも多いわけですから燃費の悪さは否めません。軽自動車や普通乗用車よりもパワーがある分、燃費性能は下がってしまいます。各パーツも高めなので維持費はおのずとかかってしまいます。
国産SUVを色々比較してみました
国産のSUVにもいろいろあり、全てのSUVが燃費が悪く維持費が高いわけでもありません。
様々なSUVで比較してみるとわかりやすいのかもしれません。
・スバル フォレスター
衝突回避アシスト「アイサイト」が搭載されているSUV車で追突事故発生率が低く、死角になりやすい車両の側面でも障害物や小さな子供を認識できるようになっています。なので思わぬ事故を未然に防ぐことができます。
また、走行中の車の揺れを抑える水平対向エンジンを採用し振動や騒音も抑えています。安定した走りで乗車中も快適に過ごせます。
・スズキ クロスビー
シートアレンジは自由自在で荷室容量も充実している為キャンプやレジャーをする方にはドストライクなモデルです。ラゲッジフロアは防汚タイプが採用されている為砂や泥などの汚れも簡単にふき取ることが出来ます。また、アイドリングストップ機能やアイドリングストップ中でもエアコンの冷たい風を出し続けることが出来るエコクールなども備わっている為SUVの中でも比較的燃費のいい車です。
・マツダ CX-R
マツダで初めて採用された「SKYACTIV-D1.8」を選ぶことのできるこのモデルは長時間運転を楽しむことが出来る上にWLTCモードで20.0㎞/Lの省燃費性も実現させることが出来ています。この2つの機能を両立させることで快適なカーライフが望めます。
省燃費で燃費の悪さも改善しているのもこのモデルの魅力です。
・トヨタ ヤリスクロス
都市型のコンパクトSUVカーとして開発されたモデルですが、低燃費なのが魅力的。WLTCモードでは30㎞/LオーバーでSUVランキングのトップを誇ります。また、コンパクトSUVで低燃費なのにSUVならではの力強さは兼ね備えています。走り、利便性、安全性、見た目のかっこよさ全てを持ち合わせています。
まとめ
今回は国産のSUVのメリットやデメリットを紹介しましたが、調べてみると各メーカー低燃費性にこだわっていたり、ハイブリッド化していたり、一概にもSUVは燃費が悪いとは言えない車社会になりつつありますね。
国産のSUV、たくさんのモデルがありますが、調べてみるとどの車にもそれぞれの魅力がありました。
自分の欲しい条件と合わせていくことで、自分が探し求めている「この車だ!」と思ったSUVを見つけることがきっとできるのではないでしょうか?