車を売るとき、「契約して引き渡すだけ」と思っている方も多いですが、実際には意外とトラブルが発生します。
僕も中古車やSUVをいろいろ売買してきましたが、知り合いや読者の方から「こんなことで揉めた…」と相談を受けることがよくあります。
この記事では、よくあるトラブルのケースと、その防ぎ方をわかりやすく解説します。
目次
✅ 車売却で多い3つのトラブル
- 契約後に査定額を減額される
- キャンセル料をめぐるトラブル
- 代金の支払いが遅れる・説明不足
① 契約後の金額減額トラブル(これが一番多い)
よくあるのが、契約後に査定額を下げられるケースです。
例:「100万円で契約したのに、後から“事故歴が見つかったので70万円にしてください”と言われる」など。
売り手からすれば納得できませんよね。
なぜ起きるのか?
- 査定員が事故歴を見抜けなかった
- 契約書に「不具合が見つかった場合は減額」と記載されている
ちなみに、法律上は「瑕疵担保責任」といって、事故歴があるのに“無事故車”と契約してしまった場合、売り手に責任があるとされることがあります。
減額トラブルの対策
- 契約書の「減額条項・再査定条項」を必ず確認
- 大手買取店を選ぶこと(ガリバーやカーセブンなどは「後から減額しない」と公式に明言しているため安心)
② キャンセル料のトラブル
「やっぱり売りたくない」と思ったときに問題になるのがキャンセル料。
請求されやすい内容
- 陸送費(引き取りの運搬代)
- 保管料・洗車代
特に遠方に車を運ばれてしまった場合は、想像以上に高額請求されることもあります。
ただし、原則として契約成立後のキャンセルはできないのが一般的です。
一部の大手では独自に「契約翌日までならキャンセル可能」といった制度を用意している場合もあるので、事前に条件を確認しておきましょう。
また、複数の買取店と二重契約してしまうと必ず揉めます。最初に納得して契約したら、他の業者はきっぱり断ることが大切です。
③ 代金の支払いに関するトラブル
買取金額の振込は通常1週間以内ですが、約束の日に入金されないというケースも耳にします。
注意すべきポイント
- 振込のスピード:ユーポスは翌日入金、ガリバーも数日以内に振込など、大手は比較的安心
- ローン残債がある場合:残債を差し引いて振り込まれる(説明不足だとトラブルに)
- 自動車税の扱い:売却月以降の分は戻らないのが一般的。ただし業者によって取り扱いが異なるため要確認
契約時に「入金日・税金の扱い・残債処理」の説明を受けておけば、不安をかなり減らせます。
まとめ:安心して車を売るなら「契約確認」と「大手選び」がカギ
車を売るときによくあるトラブルは、
- 契約後の減額
- キャンセル料
- 支払い遅延や説明不足
この3つです。
ただし、契約内容をしっかり確認することと、信頼できる大手買取店を選ぶことで多くのトラブルは防げます。
特にガリバーのように「減額しない」「支払いが早い」と公言している業者は、安心感があります。
僕も実際に売却するときは「多少金額が高いかどうか」よりも、「後で揉めない安心感」を重視しています。
これから車を売る方は、ぜひ参考にしてください!