ガリバーで中古車を購入した際に発生するトラブルはどのようなものがあるのでしょうか。よくあるトラブルに発展する要因は下記3つです。
① 思っていたよりも車のキズが多かった
② 保証をつけたのに修理が無償ではなかった
③ ローンの金利が高い
近年のガリバーは既存の「WOW!TOWN」や「ガリバーアウトレット」などの大型販売店とともに、全国の買取店でも販売を積極的に行っています。
上記のトラブルはガリバーの買取店での購入時に特に多いです。ガリバーの買取店とは、買取をメインで行っている店舗であり、買い取った車両を数台展示している店舗です。
買取店での購入時は、店舗に在庫が少ないため、ガリバーのサイト上で車を確認し契約まで至る場合が多く、車の内外装の状態が細かく伝わらずトラブルに発展することがあります。
つまり、実車を確認しないため、「思っていたのと違った」という認識の違いが発生するということです。
また、保証やローンについての細かい注意事項が購入者に伝わらずトラブルに発展することも多いです。
本日は、ガリバーで車を購入する際によくある3つのトラブルについてみていきます。
目次
よくあるトラブル① 思っていたよりも車のキズが多かった
ガリバーで車を購入する際は、実車を見ずに、ガリバーのサイト上で遠方にある車の情報を確認するのみで契約することが多いです。
そのため、陸送をかけて実際に車を持ってきてみると、思っていたよりも車にキズが多かったということでトラブルに発展することがあります。
ガリバーのサイト上で車のキズを確認する際には、車のチェックシートで確認します。
チェックシートにはキズの状態などが細かく書かれていますが、あくまで文字での記載であり、購入者のイメージと異なる場合があります。
認識の相違を防ぐために商談の際に、チェックシートをもとに車のキズの状態を詳しく確認するとともに、紙で打ち出してもらうことをおすすめします。
また、内装の状態についても細かく確認したほうが良いです。内装の臭いやシートの状態は、画像ではわからないため、必ず確認したほうが良いです。
キズの状態や内装の状態をより詳しく知るためにはは、車のある場所の現地スタッフに確認してもらうことも可能なので、不明な点は遠慮せず依頼したほうが良いです。
よくあるトラブル② 保証をつけたのに修理が無償ではなかった
ガリバーは10年間という長期の保証を有償で提供していますが、実際に不具合が起きた際に、無償で対応してもらえると思っていたものが、実は有償でありトラブルに発展することがあります。
トラブルに発展するよくあるケースは下記3つです。
ケース① 消耗部品は保証対象外
ガリバーの長期保証で対象となる部品は、メーカーの保証に準じており、ライト類やベルト類などの消耗品は対象外です。
ヘッドライトやファンベルトを治して欲しい!と思っても、対象外となります。
購入者の中には消耗部品なども含めて10年間という長い期間保証してもらえると思っていたという人もいます。
ケース② 免責費用が発生する
ガリバーの保証を購入後2年目以降に受ける際には、1回の保証につき免責金額1万円が発生します。
つまり、1万円は購入者が支払う必要があります。
このことがしっかりと伝わっていない場合があり、全て無料で対応してもらえると勘違いされているケースがあります。
ケース③ 保証を受け続けるにはガリバーで車検を受ける必要がある
10年保証を適用し続けるためには、2年ごとの車検をガリバーで受ける必要があります。
近所の格安車検や知り合いの修理工場で車検を通してしまうと、保証が受けられなくなってしまいます。
ガリバーの車検整備の内容に納得がいかなくても、保証を適用し続けるためには、ガリバーで車検を受けなければならず、購入者が不満に思うことがあります。
ガリバーの10年保証の詳細は下記記事にまとめていますので参考にしてみてください。
よくあるトラブル③ ローン金利が高い
ガリバーのローン金利は実質年率9.8%ということで、銀行系やディーラーの金利に比べると高めです。
一例ですが、200万円のローンを金利9.8%で6年間(72回)組むと利息総額は約66万円となります。
一方、銀行系などで金利3.9%のローンを6年間(72回)で組むと約24万円となり大きく差がでます。
ガリバーに限った話ではないですが、中古車販売店のローン金利は高めであり、月額の支払いのみを気にすると、支払総額が思わず高額になってしまうことがあります。
こんなに金利がつくとは思わなかった!というトラブルに発展することがあります。
ローン収益は販売店の貴重な収益になるため、営業スタッフによってはしつこく勧めてくる場合があり、注意が必要です。
ローンを組んで購入する場合は、月額の支払額とともに利息の総額をしっかり把握したほうがよいです。
トラブルを避けるためにクルマコネクトで事前確認
ガリバーで車を購入する際におきるトラブルは、営業スタッフの説明がしっかりと購入者に伝わっていないものが多いです。
そのような認識不足を防ぐために、細かいことをいつでもチャットで相談できる「クルマコネクト」というガリバーが新たに開始したサービスがあります。
専門のアドバイザーが常に待機しており、在庫車両の詳しい内容はもちろん、手続きに関することや、ローンの仮審査もチャットでできます。
チャット上で希望する車を絞り込んで、店舗で実際に車を確認することで、認識の相違を防ぐことができます。
また、クルマコネクトではネット上に乗っていない未公開車両を優先的に案内してくれるというメリットもあり、ユーザーの希望により近い車を案内することで、満足度向上につなげています。
まとめ
ガリバーは全国の買取店で買い取った良質車がどこの店舗からでも購入できるという強みから、実車を見ないで契約まで至るというケースが多いです。
そのため、内外装の状態が思っていたのと違うということでトラブルになることがあります。
そのようなトラブルを防ぐためには、実際に車を確認することをおすすめします。
ガリバーは販売展示場を各地に展開しており、その中で実車を確認すると良いです。
販売展示場が近くにない場合は、クルマコネクトを利用するなどして、納得のいくまで車の状態を確認したほうが良いです。
そうすることにより、購入時のトラブルを防ぐことにつながります。
一方、「ガリバーの中古車は高い」という評判があります。ただ、ガリバーの中古車が高めなのには理由があります。
ガリバーの中古車は高いのか、ということについては下記記事を参考にしてみてください。
また、購入時に保証やローンを付ける場合は、内容を細かく確認することを推奨します。
保証については、車の年式や走行距離によっても内容がかわってくるので注意が必要です。
ローンについては、店舗で勧められるローンは手間が少なく審査もスピーディで、購入者の負担が少ないというメリットがありますが、金利が高いというデメリットがあります。
金利を少しでも抑えたい場合は、銀行系のオートローンを検討してみることをおすすめします。