こんにちは、中古車選びを手伝いすぎて友人から“ヨシフミ車検”と呼ばれているヨシフミです。
最近、相談が本当に多いのがこの質問。
「認定中古車って安心って聞くけど、やめたほうがいいの?」
結論から言うと——
認定中古車は“安心だけど割高”。人によっては損します。
もちろん「絶対に買うな!」という話ではありません。
ただ、仕組みや落とし穴を知らずに買うと、普通の中古車より20〜30万円以上損することもあるんです。
この記事では、中古車オタクの僕が 認定中古車のデメリットを5つにまとめ、
さらに 後悔しないための選び方、そして 認定中古車にこだわらなくても安心して買える方法 まで丁寧に解説します。
あなたが「納得して買える1台」に出会えるように、経験ベースで分かりやすく書いていきますね。
目次
認定中古車とは?まずは仕組みをサクッと理解しよう
まず定義だけ簡単に。
認定中古車とは、
メーカー(トヨタ・ホンダ・日産など)が自社基準で点検・整備し、保証を付けて販売する中古車のこと。
✔ 法定点検以上のチェック
✔ メーカー保証の延長
✔ 修復歴なし
✔ 整備記録が明確
という“安心感”が特徴です。
ただし、この安心感には それなりのコスト が含まれていることを覚えておきましょう。
本題の「デメリット」につながる部分です。
認定中古車のデメリット5つ
では、本題の認定中古車のデメリットについて、 ヨシフミ目線で、分かりやすく深掘りします。
デメリット①:価格が高い(最大のポイント)
認定中古車は、同じ年式・同じ走行距離でも 普通の中古車より10〜20%ほど高いことが多いです。
理由は簡単で、
- メーカーによる整備コスト
- 保証延長分のコスト
- ブランドの安心料
がすべて販売価格に乗っているから。
僕の経験でいうと、
「認定かどうか」で 30万円以上違うケース なんてザラです。
「安心」のためにお金を払う価値はありますが、
予算優先の人はここで損しやすいので要注意。
デメリット②:選べる車が少ない
認定中古車は「厳しいチェックに通った車だけ」が並びます。
その結果——
- 希望の色がない
- 希望のグレードがない
- 人気車種は取り合いで即売れ
- 在庫が全国にまばら
という状況がよくあります。
実際、僕も友人の中古車探しを手伝ったとき、
認定中古車の在庫で希望条件を満たしたケースは少なかった です。
デメリット③:保証は手厚いが“条件が厳しい”
認定中古車の保証は安心ですが、裏側を見ると注意点があります。
- 修理はメーカー系の指定工場のみ
- 引っ越しや遠方だと修理が不便
- 消耗品は対象外
- 自分で勝手にパーツ交換すると保証外
保証に制限があるため、
自由度はあまり高くない と覚えておきましょう。
デメリット④:値引きがほぼできない
中古車なのに、認定中古車は 新車に近い値引き不可スタイル。
なぜかというと…
- メーカー側で価格がほぼ決まっている
- どの店舗も同じ価格で売るルールがある
- 在庫が少なく、値引きしなくても売れる
という背景があるから。
中古車なら「値引き交渉でお得に買いたい!」という人には 不向き です。
デメリット⑤:販売店が限定されていて探しにくい
認定中古車は、メーカー系のディーラーや特定の販売店でしか買えません。
その結果、
- 住んでいる地域に店舗がない
- 何店舗もまたいで比較ができない
- 複数メーカーを横断して探せない
という“不便さ”が生まれます。
「いろんな車種を見て比較したい!」という人は、
ちょっと窮屈に感じるかもしれません。
認定中古車のメリットも整理しよう
誤解のないように、認定中古車にも良い点はたくさんあります。
◆認定中古車のメリット
- 品質が安定している
- 事故歴なしで状態が良い
- 保証が長く安心
- 整備の透明性が高い
「リスクを減らして中古車を買いたい人」には大きなメリットです。
ただし、
その安心の代わりに“割高”になる
というのがリアルな話です。
認定中古車と普通の中古車の違い
認定中古車のデメリットを理解するうえで、
「普通の中古車と何がどう違うのか」 を整理しておくのはとても大事です。
どちらが良い・悪いというより、
“何に価値を置くか”で選ぶべき車が変わってくるんですよね。
まずは違いを一目で把握できるよう、表にまとめました。
【比較表】認定中古車と通常中古車の違い
| 項目 | 認定中古車 | 通常の中古車 |
| 価格 | 高め(整備・保証込み) | 安め(店舗により幅あり) |
| 保証 | 手厚く長期(メーカー基準) | 店舗次第で短いことも |
| 選べる車 | 少ない(基準通過車のみ) | 多い(全国から選べる) |
| コンディション | 均一で安心 | 店舗差あり、要確認 |
| 値引き | ほぼ不可 | 交渉可能 |
| 探しやすさ | 限定店舗のみ | 多店舗で比較しやすい |
認定中古車は「安心のパッケージ」、通常中古車は「コスパの自由市場」
表をまとめると、こんなイメージです。
- 認定中古車は“品質の揃った安心パッケージ”
→ 安心だが、そのぶん“割高・選べない”という弱点もある。 - 通常中古車は“幅広く選べる自由市場”
→ コスパは良いが、状態の見極めが必要。
「手間をかけてでも安く良い車を探したい人」は通常中古車、
「少し高くても失敗したくない人」は認定中古車が向いています。
ただし、この記事のテーマでもあるように——
認定中古車は割高になりやすいので、人によっては“やめたほうがいい”ケースも普通にあります。
そのため、
「複数メーカーを横断して比較し、状態の良い中古車を選ぶ」のが最も失敗しにくい方法
というのが僕の持論です。
認定中古車のデメリットを避けつつ“賢く買う方法”
ここがこの記事の肝です。
デメリットをまとめると、
- 高い
- 選べない
- 値引きできない
- 店舗が少ない
という“制限”が多い。
そこで大事なのは、
複数メーカーの中古車を横断して比較し、状態の良い車を選ぶこと です。
安心と価格のバランスがよくなり、失敗リスクも減ります。
認定中古車にこだわらないなら「ガリバー」が選びやすい理由
認定中古車は品質が良いですが、
「高い・選べない・値引き不可」という弱点があります。
一方、ガリバーなら——
- 全国の在庫からメーカー横断で探せる
- 価格が割高になりにくい
- 保証付きの車も多い
- 店舗数が多く探しやすい
- 価格や条件の比較がしやすい
つまり、
“認定中古車ほど高くない、でも安心できる中古車を探したい人”には相性が良い わけです。
特に予算200〜300万円あたりのミドルクラスの車なら、
条件次第では、認定中古車より20〜40万円安く買えるケースもあります。
※車種・年式・在庫状況によって差が出ます。
まとめ:認定中古車は“安心だけど割高”。比較して選ぶのが最強
最後にこの記事のポイントをサクッと振り返ります。
- 認定中古車は質が良いが価格が高い
- 選べる車が少なく、値引きができない
- 保証は手厚いが条件に制限もある
- メーカー縛りがあるので横断比較できない
- 賢く買うなら複数メーカーで比較するのが正解
- 認定にこだわらないならガリバーが選びやすい
結局のところ、
「安心を取るか、コスパを取るか」 で認定中古車の向き不向きは大きく変わります。
そして僕の結論はいつも同じで、
“1台にしぼってから探す”より、“広く見て条件のいい1台を選ぶ”方が圧倒的に失敗しない。
認定中古車にこだわりすぎず、
比較しながらあなたの予算と希望にフィットする1台 を見つけてください。
◆ヨシフミのオススメの一文
中古車選びは「出会い」です。認定中古車に縛られず、選択肢を広げて探せば、必ず“コレだ!”と思える一台に出会えますよ。
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