「新車は高いけど、中古車はちょっと不安」
そんな人がたどり着く選択肢のひとつが、新古車です。
僕自身、中古車業界に長く関わってきましたが、
新古車は条件がハマれば“悪くない選択”なのは確か。
ただし、「とりあえず新古車を選ぶ」のは、正直おすすめしません。
なぜなら、
新古車にはあまり語られないデメリットも多いからです。
この記事では、
新古車の仕組みを知っている立場から、
「買ってから後悔しやすいポイント」を正直に解説します。
目次
そもそも新古車とは?中古車との違いを簡単に解説
新古車とは、
登録はされているものの、ほぼ使われていない車のこと。
よくある理由は、以下のようなものです。
◆ほとんど使われない理由
- ディーラーの販売ノルマ達成用に登録された
- 展示車・試乗車として使われていた
- キャンセル車・在庫調整で残った
見た目も走行距離も新車同然なので、
「新車より安くてお得そう」と感じるのも無理はありません。
ただし、
登録された時点で“中古車扱い”になる
という点は、意外と見落とされがちです。
このように、思いがけない懸念点がある新古車のデメリットを
買ってから後悔しないためにご紹介していきますね。
新古車のデメリットはこの5つ
ここからが本題です。
新古車を検討するなら、次のデメリットは必ず知っておいてください。
デメリット① 思ったほど安くない
「新車より安い=かなりお得」
そう思っていると、肩透かしを食らうことがあります。
実際は、
- 新車の値引き後価格とあまり変わらない
- 人気車種ほど価格差が小さい
- 諸費用込みだと差が数万円、ということも
というケースも珍しくありません。
業界的に見ると、
新古車は安売りしなくても売れる商品。
そのため、価格設定は意外と強気です。
デメリット② グレード・色・装備が選べない
新古車は、
「今ある在庫の中から選ぶ」しかありません。
◆妥協しなければいけない点
- 欲しかった安全装備が付いていない
- 色が妥協になる
- グレードが中途半端
家族で長く使う車ほど、
この“ちょっとした妥協”が後々気になってきます。
新車のように
「自分仕様に注文できない」のは大きなデメリットです。
デメリット③ 実質「中古車」扱いになる
どんなに走行距離が少なくても、
新古車は名義上は中古車です。
そのため、
- 下取り査定で「中古車扱い」になる
- ワンオーナー表記にならない場合がある
数年後に乗り換えるつもりの人ほど、
この点は影響が出やすくなります。
デメリット④ メーカー保証が短くなるケースがある
これもよくある勘違いポイントです。
メーカー保証は、
「初度登録日」からカウントされます。
つまり、「登録から半年〜1年経っている」「すでに保証期間が減っている」
という新古車も存在します。
「保証付きだから安心」と思い込まず、
残りの保証期間は必ず確認しましょう。
デメリット⑤ 価格交渉がほぼできない
新古車は、以下の理由から値引き交渉がほとんど通りません。
◆値引きできない理由
- 仕入れ価格が決まっている
- 回転商品として扱われている
新車のような
「◯万円引きますよ」という話は期待しない方が無難です。
このように、新車よりも安く買えるからお得!と思いきや
思いがけないデメリットのある新古車ですが、
どんな人にはお勧めできるものなのか?を、続いてご説明します。
新古車が向いていない人・向いている人
ここまでの話を踏まえると、
新古車は向き・不向きがハッキリ分かれる車だと言えます。
◆新古車が向いていない人
- とにかく安く買いたい
- 色・装備・グレードにこだわりたい
- じっくり比較して決めたい
◆新古車が向いている人
- すぐに車が必要
- 条件が在庫とピッタリ合った
- 新車に近い状態を重視したい
「なんとなく良さそう」で選ぶと、
後悔しやすいのが新古車です。
新古車がいい!と決めつけて探すのではなく、
まずは、ご自身の譲れない条件を考えてから
車選びをスタートすると後悔しない買い物ができますよ。
次に新車・新古車・一般中古車を比較しますので、
譲れない条件を元にどれがベストか考えてみてください。
一般中古車・新車との違いを比較してみる
新古車を検討するなら、
必ず一般中古車・新車とも比較してみてください。
◆新車・中古車・新古車の比較
| 比較項目 | 新車 | 一般中古車 | 新古車 |
| 価格 | 最も高い | 最も安い | 新車より安いが割高に感じることも |
| 車両状態 | 完全な新品 | 使用歴あり(状態に差) | ほぼ新品(登録済・低走行) |
| 安心感 | 非常に高い | 店舗・車両次第 | 高め |
| 保証内容 | メーカー保証がフルで付く | 店舗保証が中心(有無・内容に差) | メーカー保証が残っている場合が多い |
| 整備状況 | 納車前整備のみ | 整備内容は店舗次第 | ほぼ新車同等 |
| 選択肢の多さ | 少なめ(現行モデル中心) | 非常に多い | |
| 納期 | 数週間〜数か月 | 即納可能な場合が多い | 比較的早い |
それぞれこのような立ち位置になります。
安心感を重視したい人は新車、
価格も重視したいし、いろんな車を比較検討したい人は中古車、
価格は新車よりは安く抑えたい人は新古車となります。
特に最近は、
整備や保証がしっかりした一般中古車も増えており、
新古車よりコストパフォーマンスが高いケースもあります。
イメージ通りの新古車がない場合は、
一度、中古車も選択肢に入れることもオススメです。
続いては、僕が新古車を購入したときの失敗を踏まえた
「注意点」をまとめたので、チェックしてください!
新古車で後悔しないための注意点
新古車を選ぶ場合は、後悔しない車選びのために
次の3点だけは必ず意識してください。
◆新古車選びの注意点
- 注意点①表示価格ではなく「総額」で比較する
- 注意点②メーカー保証の残り期間を確認する
- 注意点③新古車だけに絞らない
では、この3つの注意点を詳しく説明します。
注意点①表示価格ではなく「総額」で比較する
新古車は車両価格が安く見えても、
諸費用やオプションが上乗せされ、結果的に割高になるケースがあります。
必ず支払総額で、新車・一般中古車と比較することが重要です。
注意点②メーカー保証の残り期間を確認する
新古車は登録済みのため、
メーカー保証がすでに開始されている点に注意が必要です。
保証の残り期間がどれくらいあるのかを事前に確認しておきましょう。
注意点③新古車だけに絞らない
「新古車=お得」と思い込み、
選択肢を新古車だけに限定してしまうのは危険です。
整備や保証が充実した一般中古車の方が、
結果的にコスパが良い場合も少なくありません。
個人的には、
「新古車かどうか」よりも「どこで買うか」の方が重要だと思っています。
販売店の整備内容や保証、対応の丁寧さまで含めて判断することが、
後悔しない購入につながります。
新古車だけにこだわらず、比較してみるのも手
僕が現場で見てきた限り、
新古車よりも条件の良い一般中古車が見つかるケースは普通にあります。
例えば、
ガリバーのような大手中古車販売店では、
- 整備済み
- 独自保証付き
- 在庫数が多い
といった車が揃っていて、
結果的に新古車より満足度が高いことも珍しくありません。
まとめ|新古車は「条件次第」でアリ。でも万能ではない
新古車は、
- 条件が合えば悪くない
- でも「お得」と決めつけるのは危険
というのが、業界目線での正直な結論です。
大切なのは、
新古車・一般中古車・新車を同じ目線で比べること。
そうすれば、
「知らなかった…」という後悔は、かなり減らせます。
これから車を選ぶなら、
視野を広く持って、納得できる一台を見つけてください。
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